アルバイトの案件や体験談を紹介。楽しく稼いで良い生活を!

夏休みにした軽井沢でのリゾートバイトの想い出

 >  >  > 軽井沢でのホテル

投稿者:JOYさん

夏休みのバイトといえばリゾートバイトという定番がある。一度くらいリゾートバイトをしてみようと思ってやったのがホテルの配ぜん係であった。
ホテルといってもしかしリゾートホテルのような豪華なところではなく、夏の間しかオープンしない会員制の小さな隠れ家的なホテルだった。


場所は軽井沢。別荘が立ち並ぶ高原の森からさらに奥に入ったところにあった。ここで約一月過ごすことになった。到着して中軽井沢駅に着いてみると、迎えの車が来ていた。それに乗ってどんどん山奥へとはいっていく。車がなければ何もできないところに一月。


ホテルといってもテレビくらいしか娯楽がなく、従業員は全員合わせても5人ほど。どうなるのだろうと思った。少しばかし来たのを後悔した。


とはいえ、思い出としては楽しかった記憶が多い。まず生活費、食費が全て無料であった。部屋は個室を与えられ、そこはまあまあ快適であった。風呂は共同ではあったが大浴場があり、毎日一番風呂に入れてもらえた。


そしてまかないの食事が何とも言えず美味しかった。もともと本格的なフランス料理が食べられるのが売りのリゾートだったから、青山のホテルで働くフランス料理のシェフが迎えられた。まかないが美味しいのも当然だった。


仕事は楽ではなかった。朝起きてすぐに仕事開始。50人分の朝食の準備に取り掛かり、休む暇もなくサービスを行う。たまに客の苦情もきく。仕事が遅いと主任にどやされる。そして自分たちの朝食を食べるのは、泊まり客が出かける朝の10時ころのことだ。


朝方のあまりの忙しさに疲労がたまり、ある日には鼻血が出たりもした。仕事自体はそれほどきつかった。もっともそれから夕方までは何もすることがない。昼寝をしたり、バイト仲間と将棋を指したり、高校野球を見たりしたものだ。たまには車で街まで連れて行ってもらえた。学生でお金もなかったからオシャレなカフェに入って、なんていうことはできなかったが、軽井沢の繁華街を満喫することができた。


もっとも楽しい思い出といえば、やはりシェフのまかないだろうか。お客に出す本格フレンチと同じものはもちろん食べられなかったが、たまには残った食材で豪華なものも出てきた。まかないでステーキが食べられたのは今でも鮮明な記憶として残っている。それにしてもこのときのシェフはすごかった。30人、40人という客の料理をたった一人で全部こなすだけでなく、同時にまかないも作ってしまうのだ。


ちなみに時給は900円くらいだっただろうか。休みのない一月だったので20万円ほどたまった。ほとんど使う機会もなく、まるまる20万円を手にして東京に戻った。この年は記録的な猛暑だった。その大半を避暑地で過ごせたのも今となっては贅沢な思い出なのかもしれない。

 夏休みのバイトを探す


関連記事

海の家でのバイト 
夏休みの短期家庭教師のアルバイトの思い出 
赤ペン先生のバイト 
夏休みに行った工場内での軽作業のバイト