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意外と忙しい、でも楽しい本屋バイト

投稿者:JETさん

人生で、一番長くやっていたのは本屋のバイトだ。大学を出てすぐから始め、8年のバイトを経て、正社員にまでなることができた。人生の約3分の1を費やしたといえる。

時給は、始めた当初で750円くらいだった。販売は時給が低いと言われているが、中でも本屋は低い方ではないかと思う。しかし!充実感はたくさん得られると思う。


まず、働いている人のほとんどが、本好きである。全員と言っても過言ではないかもしれない。緒に働いている人も、お客様も本が好きなのだ。職員同士のコミュニケーションも、取りやすい環境である。


ところで、本屋で働いていると言うと、「楽そう!」と言われることが多い。
怪訝に思っていると、
「だってレジだけだし、本を読んだりできるんでしょ?」と。


何をか言わんやである。
意外と本屋の作業は多いのだ。


まず、朝一番で商品が入ってくる。雑誌と書籍は別々にくるので、まずは全員で雑誌の処理を。梱包を解いて、所定の位置に品出しするのだ。開店までエアコンはつかないので、夏場は汗だくになりながらの作業になる。


よく、雑誌に付録がついているが、あれを雑誌に挟むのも本屋の仕事である。その際に、紙で手を切ってしまうことが多く、絆創膏は書店員の必須アイテムである。雑誌を出したら、書籍の箱をあけ、担当者ごとにまとめる。担当は社員が受け持っているので、バイトは箱から出すまでである。その後は、全員で品出しにかかる。新しい商品を店頭に出して、古い商品を返品するのだ。あとは、売れた商品をスリップとよばれる紙(本屋の商品に挟まっている薄い紙で、レジで抜かれるものである)を見て、売れた商品を発注する。だいたいこんな流れになっているが、もちろんメインは接客である。


何をおいても、レジが最優先で、バイトも店長もへったくれもない。混んで来たら、社長がレジに入ったり、店長が接客したりもざらなのだ。


一口に接客と言っても、これもまた種類が多い。主に分けると、<場所の問い合わせ><商品の問い合わせ><レジ>がある。一番簡単に済むのは、場所の問い合わせである。
「地図どこ?」
「文庫どこ?」
と聞かれたら、その場所まで案内する。
しかしその後、
「この本どこ?」
と、さらに聞かれることがよくあり、商品問い合わせ対応に移行する。


働いていて一番楽しいのは、やはり聞かれた商品を探し出せたときであろう。


自分でわからない商品なら、パソコンで検索をかけて探すのだが、店内に在庫1冊の商品を探すとき…そして、それを見つけたとき!お宝さがしにも似た感覚になり、一番楽しい瞬間である。もちろん、お客様にも喜んでいただくことができ、
「ありがとう」
の言葉をいただけるのも嬉しい。


お探しの本が無かったら、取り寄せを勧めている。確実に手に入れることができるのと、お客様の来店回数を増やすことができるので、お客様にも店にもいいシステムである。


接客では、もちろんつらい思い出もある。お探しの本がなく、また試験に必要などお急ぎだった場合、書店員にあたる方もいるのだ。また、単純に接客ミスのクレームを受けることもあり、担当ではなくても謝罪することも多い。しかし、真摯に対応することで、逆に店を気に入っていただき、お得意様になってくださったこともある。報われることも多いのだ。


ところで、本好きが本屋でバイトをすると、意外な落とし穴がある。本を買いすぎてしまうのだ…。買うつもりではなくても、自然と入ってくる(面白かったよ)という感想が、私の財布を緩ませるのである。お金が入るや否や、それを店に還元する日々…。お気を付けいただきたい。


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